1. 総合評価点(Overall Grades)の基準一覧

日本全国のオートオークション(USS、TAA、JU、ARAI、CAA等)では、厳格な統一評価基準に基づいて車両の総合状態をグレーディングしています。

評価点 車両状態の定義 走行距離・使用状況の目安
S点 / 6点 新車・未登録車、または新車同等の極上コンディション 走行10,000km未満、傷・凹み皆無
5点 極めて良好。内外装ともに無傷に近く、美車 走行50,000km未満、極小キズのみ
4.5点 非常に良好。中古車として上位クラスのコンディション 走行100,000km未満、軽微な小キズ程度
4点 良好。標準的な優良中古車。一般的な日常使用感 年式相応の使用感。板金補修跡がある場合も軽微
3.5点 中程度。目に見える傷・凹み・内装汚れ・摩耗あり 過走行車または商用バンに多い。機関良好
3点 傷や凹みが多数あり。要板金塗装または要内装清掃 内外装に劣化が目立つが自走可能
R / RA点 修復歴車(事故歴あり)。骨格部位の板金または交換 修復度合いに応じた個別査定が必要

2. 車両展開図(ダメージマップ)の記号と数値の見方

オークション出品票の中央に描かれた車両の見取り図には、キズや凹みの位置がアルファベットと数字(1〜3)で書き込まれます。数値が大きいほどダメージが深くなります。

  • A(Scratch - 線キズ):A1=コンパウンドで消える線キズ、A2=約10cm前後の線キズ、A3=塗装が剥がれた深いキズ。
  • U(Dent - 凹み):U1=エクボ程度の極小凹み、U2=握り拳大の凹み、U3=明らかに大きくへこんだ損傷。
  • W(Wave/Repaint - 補修塗装跡):W1=丁寧に補修され色ズレなし、W2=斜めから見るとパテ波打ちがわかる補修、W3=塗装ムラ・肌荒れがあり要再塗装。
  • S・C(Rust / Corrosion - サビ・腐食):S1=下回りやフェンダーの初期サビ、C1〜C2=鉄板に穴あきや構造劣化を伴う腐食。
  • X・XX(Replacement - 交換):X=要交換レベルの損傷、XX=すでにボルト留め交換されたパネル。

3. 内装評価点(Interior Grades)の基準

内装はA〜Eの5段階で評価されます。「Aランク」は禁煙車でシートやダッシュボードに傷みのない極上車、「Bランク」は軽微なスレやシワがある標準的良質車、「Cランク」はタバコの焦げ穴やペット臭、軽度の汚れがある状態を示します。ニホンショウカイでは現地ヤードにてオゾン消臭・プロルームクリーニングを実施して出荷いたします。